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台風シーズンはいつからいつまで?気象庁のデータを分析!

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台風が多いのはいつからいつまでなんだろう?

毎年日本には台風の影響がありますが、実際台風が多い「台風シーズン」はいつからいつまでなのかを知っていますか?

記事内では気象庁が公表している台風のデータを参考に、いつ頃台風が多いのかを分析してみました。

目次

台風シーズンはいつからいつまで?

気象庁が1991年から2020年の30年間の台風のデータをまとめたものは以下のとおりです。

このグラフを見て分かるのは、台風の接近数が多くなるのは7月から。

そして、台風の接近数は10月頃まであるので、台風シーズンは10月までだと言えます。

発生数接近数上陸数
1月0.3
2月0.3
3月0.3
4月0.60.2
5月1.00.70.0
6月1.70.80.2
7月3.72.10.6
8月5.73.30.9
9月5.03.31.0
10月3.41.70.3
11月2.20.5
12月1.00.1
年間25.111.73.0
参考:台風の平年値|気象庁

2023年の台風1号は、4月20日に発生し、日本に接近することもなく4月22日に消滅しました。

台風は年中発生している

この表を見て、「えっ、台風って毎月発生してるの!?」と驚いたかもしれません。

夏に台風が接近したり、上陸することが多いですし、ネットやテレビでも台風関連のニュースのほとんどは夏のシーズンがほとんどのため、台風は夏だけ発生するのかと思っている人もいる人も多いと思います。

ですが、台風は1年を通して発生しています。

偏西風や高気圧の影響で、日本に接近したり、上陸する時期が夏頃が多いというだけというだけです。

台風が多いのは8月と9月

日本に台風が接近したり、上陸するのはいつ頃が多いのか?

台風の発生・接近・上陸のどれも多いのは8月と9月です。
特に8月末・9月初旬が多いです。

台風の上陸数は、30年間(1991年〜2020年)では、8月が27個、9月が31個となっています。

その証拠に立春から210日後の8月31日や9月1日頃は「二百十日」と呼ばれ、昔から台風が多い日とされてきました。

そのこともあり、現在9月1日は防災の日となっています。

8月の台風は「夏台風」、9月の台風は「秋台風」と呼ばれます。

8月の台風は、日本の上空の風が弱いため、不安定で複雑な経路を取ることが多く、9月の台風は足早に日本列島に近づくことが多いのが特徴です。

日本に秋雨前線がある時に、台風が近づくと大雨になることが多く、特に注意が必要です。

沖縄の台風シーズンは他の地域より早い

沖縄は台風が多いイメージがあると思いますが、実際に数値で見ても沖縄は台風の影響が本土(北海道、本州、四国、九州)よりも多いです。

本土と沖縄・奄美地方の台風接近数を比べると以下のようになります。

本土への接近数沖縄・奄美への接近数
1月
2月
3月
4月0.00.0
5月0.20.4
6月0.40.6
7月1.01.5
8月1.62.3
9月1.92.0
10月0.91.1
11月0.3
12月0.0
年間5.87.9

どの月を見ても沖縄・奄美地方が多いのが分かりますね。

また、本土は9月の接近数が1番多いですが、沖縄・奄美は8月が1番多いです。

夏のシーズン中は綺麗な海で泳げる沖縄に行く人が多いですが、同時に台風が多いということも覚えておきましょう。

ホテルなどもキャンセルできるプランを利用したほうが安全ですね。

台風シーズンまとめ

台風が多いのは8月と9月で、台風シーズンは7月から10月ということを紹介しました。

台風が接近したからといって、過剰に心配する必要はないです。

しかし、毎年台風の影響で誰かが亡くなっているので、油断は禁物。

台風が近づいてきたら、しっかりと対策をするようにしましょう。

また、近年は台風じゃなくても異常気象により大雨による洪水などが起こることがあります。

2021年の7月3日には熱海市で土砂崩れが起きてますし、1番大きなものだと2018年に起こった西日本豪雨ですね。

そのため、台風のときだけでなく、警戒レベルをしっかりチェックするようにしましょう。

災害に備えて防災セットの備えを

日本に住んでいる限り、災害の被害にあう可能性は0ではありません。

防災グッズや非常食がまとまった防災セットを用意しておくことが大切です。

おすすめは「」という防災セットです。

リュック自体が持ちやすいように設計されており、女性でも持ちやすいようになっています。

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