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台風接近時の窓ガラスの補強・飛散防止対策【養生テープや飛散防止フィルムを利用】

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窓ガラスの補強

台風が近づくと、飛んできた物で窓ガラスが割れる危険があります。

割れたガラスが飛び散ると、住んでいる人やペットの怪我につながるため、窓ガラスの対策が重要です。

具体的には、ガラスフィルムの貼り付けやシャッターの設置、窓枠に頑丈な板材を取り付けるなどの対策が効果的です。

記事内では、

  • 台風接近時には窓ガラス対策が重要な理由
  • 台風接近時の窓ガラスの補強・飛散防止対策
  • 窓ガラスを補強・飛散防止対策をした上ですべき台風対策

について解説していきます。

窓ガラス対策以外の台風対策については下記の記事にまとめています。

目次

台風接近時には窓ガラス対策が重要

台風が近づくと、強風で窓ガラスが割れる危険が高まります。

ガラスが割れると、飛散した破片が室内に入り込み、怪我をする恐れがあります。

さらに、家具や家電製品が風雨にさらされ、被害が広がる可能性もあります。

そのため、台風が来る前にしっかりと窓ガラスの対策しておくことが大切です。

事前に適切な対策を取ることで、家族の安全と財産を守ることができます。

台風による窓ガラスの被害は多い

台風の接近時には、強風によって飛んだものが窓ガラスを直撃して、ガラスを割ることがよくあります。

近年で強風による被害が大きかった2018年の台風21号で多かった被害箇所(集合自宅)は以下の通りです。

  • ガラス81.3%
  • アンテナ13.2%
  • 雨漏り4.8%
  • シャッター0.7%

高層階ほど風が強いのでマンション住みの人も対策が必要

タワマンなどのマンションのでは、高層階ほど地上よりも風速が高くなるため、特に注意が必要です。

上層階だと、飛んでくるものが地上よりも少ないですが、0ではありません。

台風では、普段予想できないものが飛んできて、ガラスが割れることがあります。
国内でも、カラスが強風で飛ばされて、高層階の窓ガラスを直撃して、割れたことも

ガラスが割れると、強風が室内に入り、状況が悪化する恐れがあります。

そのため、建物の高さに関係なく、しっかりと窓ガラスの台風対策は徹底することが大切です。

台風接近時の窓ガラスの補強・飛散防止対策

窓ガラスの補強や飛散防止は、台風の被害を減らすために重要です。

具体的には、養生テープや飛散防止フィルムを貼る方法があります。

これらはガラスを少し割れにくくし、さらに、割れたとき、破片が飛び散るのを防ぐ効果があります。

ラップや段ボールを使った応急処置も効果的です。

これらの対策を組み合わせることで、窓ガラスの破損によるリスクを大幅に減らせます。

窓ガラス対策としては、以下の対策が有効です。

窓ガラスに養生テープを貼る

窓ガラスの補強

養生テープを窓ガラスに貼る方法は、簡単にできる台風対策の一つです。

養生テープを窓に米印のように対角線状に貼ることで、ガラスが割れた際に飛び散るのを防ぐ効果があります。

ただし、テープは衝撃を防ぐわけではなく、あくまで飛散防止の役割です。

貼り方が不十分だと効果が弱くなるため、しっかりと丁寧に貼ることが大切です。

ガラス部分だけでなく、窓枠からしっかりと貼るのがコツです。

テープが貼られた箇所は少し強度が上がりますが、テープが貼られてない部分は普通のガラスと同じ強度です。

養生テープは、強度を上げるというより、飛散防止効果を狙ったものです。

養生テープじゃなくてガムテープだととダメですか?

ガムテープでも代用することができますが、ガムテープは剥がす時に大変です。また、剥がした後にベタベタするので、剥がしやすい養生テープをおすすめします。

養生テープの上にプラスティック製のベニヤ板などを貼ることでさらに、飛散防止が上がります。

養生テープによる窓ガラス対策についての検証動画もあります↓

飛散防止フィルムを貼る

飛散防止フィルムは、窓ガラス全体を覆うことで、割れてもガラスが飛び散らないようにする便利な製品です。

透明タイプは、普通のガラス同様に視界を妨げないので、日常生活でも違和感が少ないです。

飛散防止効果を十分に発揮できるように、飛散防止フィルムを貼る際は、気泡が入らないように注意しながら、表面にしっかり密着させる必要があります。

台風が来る前に一度貼っておけば、急な台風接近にも慌てず対応できます。

他にも、すりガラス仕様やマジックミラー仕様など、目隠し効果があるものなど幅広い商品があるので、プライバシーを守りたい人はそちらを購入してください。

ラップと段ボールを貼る(応急措置)

窓ガラスの飛散防止にラップと段ボールを使う方法は、手軽に準備できる応急措置として役立ちます。

まず

  • ラップ
  • 養生テープ
  • 霧吹き

を用意してください。

ラップを窓ガラス全体にしっかりと貼って養生。
その上から段ボールを固定することで、ガラスが割れた際の飛散をある程度防げます。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 窓ガラスに水を吹き付ける
  2. ラップを貼り付ける
  3. タオルなどで空気を抜く
  4. ラップのつなぎ目に養生テープを貼る。
  5. サッシとガラスの間にも忘れずに養生。

台風接近が予想外で準備時間がないときに、すぐに対応できる手段です。

ただし、応急処置なので、早めに専門的な対策を行うことをおすすめします。

この方法は、警視庁警備部災害対策課がX(Twitter)で紹介したことで有名となりました。

窓ガラスを補強・飛散防止対策をした上ですべき台風対策

台風の被害を減らすためには、上記で紹介した窓ガラスにする補強・飛散防止対策だけでなく、他の対策も重要です。

窓が割れると破片が室内に飛び込み、人やペットに危険なので、窓を補強した後は、以下の安全対策も進めましょう。

カーテンを閉める

上記の窓ガラス補強・飛散防止対策をしても、ガラスが割れるのを100%防ぐことはできません。

窓ガラスを補強した後は、カーテンを閉めてさらに安全を確保しましょう。

たとえ、窓ガラスが割れても、カーテンを閉めておくことで、ガラス片が室内へ飛び散るのをある程度防ぐことができます。

レースのカーテンよりも、遮光カーテンなど厚手のカーテンはより飛散防止効果があるので、、怪我のリスクを減らせます。

カーテンを閉めることで、昼でも室内が暗くなってしまいますが、台風時は部屋が暗くなることを気にせず、すべてのカーテンを閉めておくことをおすすめします。

屋外にある飛びそうなものを片付ける

台風が接近してくるのが分かっている場合、風が強くなる前に屋外にある飛びそうなものを片付けることも重要です。

強風で飛ばされた物が窓を壊すだけでなく、自宅以外の建物や人に被害を与えることもあります。

飛びそうなものはとにかく室内へ入れるようにしましょう。

室内に入れることが難しい場合は、風で飛ばされないようにロープなどを使って、しっかり固定しましょう。

普段は全く危険性のないものでも、強風によって危険物になります。

例えば、以下のようなものがあります。

  • 植木鉢・プランター
  • 物干し竿
  • 自転車
  • スリッパ
  • 洗濯バサミ
  • おもちゃ

暴風が予想されていたのに対策しなかった場合で、自分の家の屋根瓦や植木鉢が他人の家を破損した場合、損害賠償を請求される可能性があります。

窓から離れて寝る

台風接近時には、就寝する際、ガラスが割れた時のことを考えて、窓から離れた場所で寝ることが大切です。

上記で紹介したような窓ガラス対策をしていれば、基本的に安全ですが、もし窓ガラスが割れた場合、近くにいると怪我のリスクが高くなります。

台風接近時だけでいいので、ベッドや布団の位置を見直し、可能であれば、できるだけ窓から遠い場所で寝るようにしましょう。

家族と住んでいる人は、家族全員が安全に眠れるよう、他の家族もが寝る場所も事前に変更しておきましょう。

台風接近時の窓ガラスの補強・飛散防止対策まとめ

台風接近時の窓ガラスの補強・飛散防止対策について紹介しました。

養生テープや飛散防止フィルムを使って、窓ガラスを補強するようにしましょう。

さらに、窓の内側に段ボールをガラス一面に貼り付けると効果的で、ガラスの飛散や飛来物の侵入を防ぐことができます。

災害に備えて防災セットの備えを

日本に住んでいる限り、災害の被害にあう可能性は0ではありません。

防災グッズや非常食がまとまった防災セットを用意しておくことが大切です。

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