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カセットボンベの備蓄は必要!保管場所や使用期限・捨て方を紹介!

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自然災害や停電に備えて、IHコンロを使っている家庭でもカセットボンベは備蓄しておくべきアイテムです。

IHコンロは便利ですが、電力が使えない状況では調理ができなくなります。

そんなときに頼りになるのがカセットボンベです。

非常時に備えて、一定量を備蓄しておくことが安心につながります。

備蓄の際には、ローリングストック法を活用して、常に適切な数量を備蓄し、常に新鮮で安全な状態を保ちましょう。

記事内では、カセットボンベの備蓄する人向けに

  • 備蓄のポイント
  • 保管場所

を中心に解説していきます。

さらに、覚えておきたいカセットボンベの使用期限や廃棄方法も合わせて紹介します。

非常時には他の防災用品も一緒に備蓄して、万全の準備を整えましょう。

目次

カセットボンベの備蓄が必要な理由

カセットボンベは、災害や停電時に重要な役割を果たします。

電気やガスが止まると、自宅で料理をしたり、暖房を確保するのが難しくなります。

カセットボンベはコンパクトで持ち運びやすく、カセットコンロやカセットガスストーブなどの対応機器があれば、緊急時にも料理や暖を取ることができます。

そのため、備蓄しておくことが大切です。

最初に、カセットボンベの備蓄に関する基本的なことを説明します。

自宅がIHコンロの人こそカセットボンベの備蓄が必要

自宅でガスを使わない生活をしている人も、カセットボンベの備蓄は大切です。

最近はオール電化住宅や、備え付けのIHクッキングヒーターを使う家庭が増えています。

鍋をするときも、カセットコンロではなく、IHクッキングヒーター(IHコンロ)もいますね。

IHコンロは火を使わないので火事のリスクが低く、安全に使えますが、停電時には何もできなくなります。

そのため、普段はIHコンロを使っている人も、いざという時のためにカセットコンロとガスボンベを備えておくべきです。

記事の最後で紹介しますが、カセットコンロで動く暖房器具や発電機もあるので、カセットボンベと一緒に非常時に役立つアイテムとして備えておくと安心です。

カセットボンベ1本の使用時間は約1時間なので多めの備蓄が大切

カセットボンベを備蓄する際は、できるだけ多めに備えることが大切です。

商品や使用する際の火力によって異なりますが、カセットボンベ1本の使用時間は強火で約1時間ほどです。

1本だけでは不安ですが、複数本あれば、ガスや電気が止まっても数日間は安心して生活できます。

多ければ多いほどいいですが、最低でも10本以上を備蓄しておくことがおすすめです。

使用途中に保管する場合に、キャップを外したまま保管する人が多いですが、カセットボンベを保管する際は、キャップをした状態で保管しましょう。

また、カセットコンロに入れっぱなしでの保管はやめましょう。

カセットボンベはローリングストック法で備蓄しよう

カセットボンベには使用期限があり、経年劣化や保管状況によって缶が錆びることがあります。

そのため、ローリングストック法での備蓄がおすすめです。

ローリングストック法とは、日頃から多めに備えておき、使った分を補充することで常に一定量を維持する方法です。

例えば、常に3パック備蓄しておき、1パック使い切ったら新たに1パックを購入して、常に3パックをキープするというやり方です。

ローリングストック法は、古いものから消費していくので、カセットボンベの使用期限を過ぎる心配が減り、いつでも新鮮なものを備蓄できます。

また、十分な量を確保していていれば、予想できない災害時や停電時でも慌てることがありません。

定期的に使いながら備蓄量をキープすることで、無駄を出さずに非常時に備えることができます。

さらに、ボンベだけでなく、カセットコンロやその他の防災用品にも同じ方法を適用すると、家庭全体の防災対策が強化されます。

寒冷地の場合、一般的に流通しているカセットボンベだと火力が弱まるので、ハイパワーのものを備蓄しましょう。

カセットボンベの最適な保管場所

カセットボンベは安全に使用するために、適切な場所に保管することが大切です。

間違った場所に保管すると、錆びたりして劣化が早くなります。

また、カセットボンベには高圧ガスが入っているので、誤った保管方法が事故の原因となることがあります。

そのため、カセットボンベを保管する際は、以下の条件を満たす場所を選びましょう。

高温にならない場所(40度以下)

カセットボンベは、周囲の温度が40度を超えない場所に保管することが大切です。

高温になると、ボンベ内の圧力が上がり、破裂のリスクが高まります。

冬に自宅で気温が40度以上になる場所はないですが、夏は注意が必要です。

夏だと、場所によっては簡単に40度以上になります。

具体的には、

  • 西日が当たる部屋
  • 金属製の屋外倉庫
  • 炎天下の車内
  • 屋根裏

など温度が急激に上がる場所は避けましょう。

涼しい玄関ホールや冷暗所に保管するのがおすすめです。

冷蔵庫での保管はダメです。

火気が近くにない場所

カセットボンベは火気に近い場所で保管すると非常に危険です。

火や火花が発生する場所に置くと、ガス漏れや爆発のリスクがあります。

暖房器具やコンロなどの調理器具の近くには置かず、火気から十分に離れた場所に保管してください。

火気から離れた収納スペースで管理するのが安全です。

直射日光が当たらない場所

カセットボンベは直射日光が当たると温度が急上昇し、内圧が変わる危険性があります。

したがって、日陰や遮蔽物の下など、日光が当たらない場所に保管しましょう。

ベランダや窓辺近くも、日差しの動きによっては直射日光が当たることがあるため、注意が必要です。

湿気が少ない場所

カセットボンベは湿気が多い場所に保管していると、外装が錆びていきます。

錆びることで、ガス漏れの危険があります。

錆びたカセットボンベ(上部)
錆びたカセットボンベ(下部)

屋外や地下室のような湿気の多い場所は避け、乾燥した場所に保管しましょう。

空気が循環している通気性の良い場所が理想的です。

クローゼットやキッチンの収納棚など、湿気が少ない場所が安全です。

定期的に使うような場所だと、自然と空気が入れ替わるのでいいですね。

心配な人は除湿剤などを近くにおくといいでしょう。

落下の可能性がない場所

カセットボンベは衝撃に弱いため、落下の可能性のある棚などには保管するのは避けましょう。

落下すると物理的な損傷やガス漏れの原因になります。

そのため、安定した棚や収納スペースに置くことが大切です。

地震が発生した時の転倒にも備えて、棚自体を固定具を使って倒れないようにするなど安全対策を講じましょう。

傷つくのを防ぐために、ケース付きのカセットボンベを購入したり、カセットボンベ専用の収納ケースに入れておくのもいいですね。

床に置いて保管してもいいけど、小さな子どもがいる家庭では、子供の手の届かない場所に保管しよう!

非常食の保管場所の条件とも合っているので、一緒に保管することをおすすめします。

カセットボンベの使用期限

カセットボンベには使用期限があり、一般的には製造から7年が目安です。

使用期限を過ぎたボンベは、安全面から使用を避けましょう。

ボンベのステンレス部分が錆びることや、内部圧力の不安定さが原因でガス漏れのリスクがあるためです。

使用する際は、ボンベの底に記載されている製造日や使用期限を必ず確認し、安全に使えるかどうかを判断してください。

使用期限が近づいてきたら、自宅のコンロを使う代わりに、カセットコンロで調理を行ったりして消費しましょう。

使用期限の7年間経ってなくても、

  • 異臭がする
  • 錆びたり・ヘコんでいたりする
  • 振ると液体の音がする

というような場合は使用を控えましょう。

未使用のまま、使用期限を過ぎた場合でも、捨てることをおすすめします。

カセットボンベの捨て方・処分方法

自宅のカセットボンベが

  • ガスを使い切った時
  • カセットボンベの外装が錆びている時
  • カセットボンベの使用期限を過ぎた時

は捨てましょう。

カセットボンベを捨てるときは、中身を空の状態にして、住んでいる地域のごみ捨てルールに従って捨てましょう。

カセットボンベは、中にガスが残っている状態だと危険です。

ゴミ回収車などで破裂し、火災の原因にもなります。

ガスがまだ残っている状態で、捨てる場合は、近くに火気がなく、風通しのいい屋外で、ガスを全て出しきって捨てるようにしましょう。

ガス抜きの際は、突き出しているところを地面などに押し当ててガスを抜かないといけませんが、便利なガス抜き用のクリップも販売されています。

昔は、カセットボンベに穴を開けて捨てないといけませんでした。

ですが、現在は穴を開けなくても回収してくれる市町村が多くなっています。

ゴミ出しの際に穴を開けないかどうかは、市町村ごとによって違うので、自分が住んでいる場所のルールをネットで調べてみてください。

穴あけが必要な人は、中身のガスを全て出した後に穴を開けましょう。

過去には、カセットボンベに中身が入った状態で穴を開けたことにより火災が発生し、死亡事故も発生しています。

満タン(未使用)のものは、メーカーやゴミ回収業者に問い合わせてください。

カセットボンベと一緒に備蓄しておきたい商品

カセットボンベの備蓄の重要性や保管方法について紹介しました。

最後に、カセットボンベと一緒に備えておきたものについて紹介します。

  • カセットコンロ「タフまる」
  • カセットガスストーブ「マイ暖」

どちらもカセットボンベの1大メーカーのイワタニの商品です。

また、停電時には、カセットボンベのガスで電気を起こすことができる発電機があると便利です。

カセットコンロ「タフまる」

様々なカセットコンロが販売されていますが、耐久性を求めるのであれば、強い風が吹いても火が消えにくい「タフまる」がおすすめです。

タフまるは、屋外でも問題なく利用できるように作られているガスコンロなので、家が倒壊したり、破損したりして家にいれないことも考えて、外でも利用できるタフまるをおすすめします。

タフまるは、専用ケースが付いているので、安全に保管できる上に、持ち運びもしやすいです。

鍋料理や料理をした後は、汚れた部分は綺麗にしてから片付けるようにしましょう。

カセットコンロは経年劣化するため、10年を目処に買い替えが推奨されています。

イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」

イワタニのカセットガスストーブ「マイ暖」は、カセットボンベのガスを使って暖を取れる暖房器具です。

停電した場合、冬、特に寒冷地の場合は暖がないと命に関わります。

そのため、電気で動くエアコン以外にも、石油ストーブやカセットボンベ暖房などを用意しておくことが大切です。

販売されているカセットガスストーブの中でも1番の人気商品です。

マイ暖は、倒れたり、室内の酸素濃度の低下を感知すると、自動的に電源がオフになるので、安全面でも安心です。

コードレスで持ち運びしやすく、カセットボンベ1本で3時間以上使うことができ、燃費が良いです。

カセットボンベ発電機

カセットボンベを使って電気を発生させる発電機もあります。

高価ですが、1台あると、非常時でも電気に困りません。

お金に余裕がある人は購入を検討してみてください。

カセットボンベの他にエンジンオイルも必要です。

カセットボンベの備蓄・保管・捨て方まとめ

カセットボンベの備蓄の重要性や保管場所・捨て方について解説しました。

カセットボンベやカセットコンロは、普段は鍋料理をする時ぐらいにしか活躍しませんが、災害や停電によって、ガスや電気が止まったときに大活躍します。

そのため、カセットボンベを多めに備蓄しておくようにしましょう。

カセットボンベの保管場所も大切で、直射日光が当たらない涼しく乾燥した場所に保管しましょう。

高温だと内部圧力が上がり、爆発の危険が高まるからです。

また、湿気が多い場所では錆びる可能性があるので、できるだけ通気性の良い場所に保管しましょう。

以下のイワタニのカセットガスは、12本が1箱に入っているので、備蓄しやすいのでおすすめです。

災害に備えて防災セットの備えを

日本に住んでいる限り、災害の被害にあう可能性は0ではありません。

防災グッズや非常食がまとまった防災セットを用意しておくことが大切です。

おすすめは「」という防災セットです。

リュック自体が持ちやすいように設計されており、女性でも持ちやすいようになっています。

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