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赤ちゃんのための備蓄すべき防災グッズまとめ【ミルクや水に関する注意点も紹介】

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赤ちゃんのために備えておきたいけど、何を備蓄しておけばいいんだろう?

この記事では、赤ちゃんがいる人向けに何を備蓄しておけばいいのかを紹介します。

大人が備蓄すべきものは「もしもの時のために用意しておくべき備蓄品まとめ」の記事でまとめましたが、今回は大人と違って赤ちゃんだからこそ必要なものをまとめました。

ちゃんと備蓄していないと、いざという時に大変な思いをしてしまいます。

何もできない赤ちゃんを守るためにも、大人の人がちゃんと何が必要かをしって、しっかり自宅に用意しておいてください。

目次

赤ちゃんのための備蓄品リスト

では始めに、赤ちゃんのために備蓄しておくべき防災グッズを順番に紹介します。

備蓄しておくべきものは以下のものです。

それでは、それぞれのものについて

  • ポイント
  • なぜ用意しておくべきかという理由

について解説していきます。

水(軟水)

赤ちゃんのために備蓄しておくべきもの1つ目として紹介するのは「水」です。
赤ちゃんに限らずですが、どんな時でも水は大事。

ただでさえ、赤ちゃんは体温調節機能が発達してないので、水がないと、余計に体温調節などが上手くできなくなります。

したがって、生命維持の観点からすると、大人よりも赤ちゃんの方が水の重要性が高いです。

水に溶かすタイプのミルクしかない人は、水がないとミルクを作ることができないね。

覚えておきたいこととして、赤ちゃんに飲ませるために備蓄しておくべき水は「硬水」ではなく、「軟水」を備蓄しておくことが大事ということ。

なぜなら、赤ちゃんは内臓がまだ十分に発達していないため、ミネラルを多く含む「硬水」を与えてしまうと、腹痛や下痢を起こしてしまう可能性があるからです。

大人でもお腹を壊してしまう人もいるので、備蓄する水は軟水を選ぶようにしましょう。

赤ちゃん用ミルク

赤ちゃんがいる人は、赤ちゃん用ミルクを備蓄しておきましょう。

被災した場合、「ショック」や「慣れない避難生活」によって母親はストレスをたくさん感じることが普通で、そのようなストレスから母乳が出にくくなる可能性が高いからです。

そのため、普段は母乳で育てている人も、もしものために赤ちゃん用ミルクを備蓄しておきましょう。

粉ミルクではなく、キューブミルクまたは液体ミルクがおすすめです。

キューブタイプで人気なのは明治の「らくらくキューブ」。

この商品は、個包装されていて、必要な分だけ取り出して水で溶かすだけでミルクができます。

粉ミルクのように計量する必要がないので、どこでも簡単に素早くミルクを作ることが可能です。

水が必要になりますが、キューブ自体は小さくて軽いので、持ち運びにも向いています。

手軽さで言えば液体ミルクがおすすめです。

常温で保存でき、キューブタイプと違ってミルクを作る手間が必要ありません。

液体ミルクで人気なのは同じく明治の「ほほえみ らくらくミルク」です。

専用アタッチメントがあれば、ピジョンの母乳実感乳首が付けられるようになるので、缶から直接飲ませることができます。

哺乳瓶・マグ

赤ちゃんにミルクを飲ませる用に哺乳瓶も用意しておきましょう。

日常生活で使う時には耐熱ガラス製の哺乳瓶でも問題ありませんが、被災時のことを考えると、落としても割れにくいプラスチック製のものがおすすめです。

スプーン(赤ちゃんサイズ)

ごはんをあげる時に、大人用のスプーンでは大きすぎるので、小さなスプーンを用意しておきましょう。

スプーンが折れてしまわないように、ケースも一緒に備えておくことがおすすめです。

他にも離乳食を食べやすいように、お椀などがあればいいです。

お椀にラップを敷けば、ラップを取り替えるだけでお皿を洗う手間が省け、水を節約することができます。

離乳食

ビスコ保存缶
長期保存用のビスコ保存缶

赤ちゃんが生後6カ月前後ならば離乳食の備蓄も必要です。

備蓄しておく離乳食のポイントは、できるだけ普段食べているもので、赤ちゃん自身が好きな離乳食を備蓄しておくこと。

食べ慣れていないものや嫌いなものは嫌がって全然食べないですからね。

ビスコ保存缶」のように長期保存向けに販売されているお菓子もたくさんあり、歯が生えてきたら食べれるものもあるので、お菓子も合わせて備蓄しておくといいです。

お菓子であれば、大人も美味しく食べれます。

おしりふき

おしりを衛生的に保つためにおしりふきを備蓄しておきましょう。

大人でもウェットティッシュの代わりとしても使えます。

紙おむつ

紙おむつは使い捨てのものなので、できるだけ多めにストックしておきましょう。

ほとんどの人にとって必要な水や食料は救援物資としてすぐに届きますが、おむつなどは遅くなりがちです。

そのためにも、自分である程度用意しておくことが大事なのです。

おくるみ

赤ちゃんが生後3、4ヶ月以内であれば、体を包むおくるみもあればいいです。

おくるみがあることで、赤ちゃんが安心して寝ることができますし、抱っこしやすくなります。

寒い時期や冷房がかかっている場所では赤ちゃんを寒さから守ってくれます。

バスタオル

バスタオルが一枚あれば、布団やおくるみの代わりとして使えます。

また、おむつを交換する時に下に敷くこともできます。

カイロ

赤ちゃんの温めて寒さから守ることができます。

また、お湯を用意できない環境でも、哺乳瓶を温めることができます。

母子手帳・保険証

病院に行くことが必要な場合のために、母子手帳も避難時には持ち出すようにしてください。

抱っこひも

普段使っている大きなベビーカーを持って避難できるとは限りません。

また、たくさんの人がいる避難所でもベビーカーをいつどおりは使えないでしょう。

したがって、普段ベビーカーを使うことが多い人も、被災した時のために、抱っこひもも準備しておきましょう。

地震の場合のような素早く動かないといけない時も、抱っこひもだと機動性が高いです。

おもちゃ

知らない人が多い避難所みたいな環境だと、赤ちゃんはストレスを感じやすいです。

ぐずったり、泣かないように、赤ちゃんが好きなおもちゃやぬいぐるみも用意しておきましょう。

ローリングストック法を使って日頃から備蓄しよう

備蓄品はローリングストック法を使って備蓄するようにしましょう。

ローリングストック法とは、普段から多めに購入し、使った分だけ補充することで、常に一定量自宅にストックする方法です。

赤ちゃんの備蓄品のうち、以下のような食料や消耗品はローリングストック法に向いています。

  • 水(軟水)
  • 赤ちゃん用ミルク
  • 離乳食
  • おしりふき
  • 紙おむつ

これらのものは普段から多めに買うようにしてください。

赤ちゃんとの避難生活に関する注意点

避難生活中は誰しもストレスを抱えがちなので、避難所では、赤ちゃんの泣き声を嫌がる人もいるでしょう。

そのため、周りに迷惑をかけないようにしたり、何か言われて親がストレスを貯めがちです。

ですが、親のストレスは赤ちゃんに伝わるため、できるだけストレスを貯めないようにしてください。

自分一人で抱え込まずに他の人に助けを求めて!
一人で無理しないことが大事。

できれば、家族内や友達や親類などに頼りましょう。

周りに知っている人がいない場合は、周りの人に手伝ってもらいましょう。

被災時にはみんな大変だと思って、気をつかいがちですが、赤ちゃんの世話が好きな人もいて、世話することでストレスが減る人もいます。

自分より年上だけじゃなく、中高生ぐらいであれば赤ちゃんを抱っこできるので、子ども好きな年下の人にも声をかけてください。

ストレスを貯めてしまうことは、親だけでなく、赤ちゃんにとってもよくありません。

赤ちゃんのための備蓄品まとめ

被災時に赤ちゃんが困らないように備蓄しておくべきものを紹介しました。

「水は軟水にする」、「ミルクはキューブタイプや液体ミルクがおすすめ」ということが分かってもらえたでしょうか。

特に変わったものはないと思います。

食料や消耗品は、ローリングストック法で日頃から万が一のためにストックしておきましょう。

災害に備えて防災セットの備えを

日本に住んでいる限り、災害の被害にあう可能性は0ではありません。

防災グッズや非常食がまとまった防災セットを用意しておくことが大切です。

おすすめは「」という防災セットです。

リュック自体が持ちやすいように設計されており、女性でも持ちやすいようになっています。

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